潟上市立大久保小学校
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環八郎湖の研究


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環八郎湖の研究

■環八郎湖の研究トップページ 4.地域住民との交流
1.活動頻度 5.他団体との交流
2.活動の独自性 6,今後の継続性
3.活動の効果(児童の観察や調査から) 7.環八郎湖・水の郷創出プロジェクト等

前の項目 1.活動頻度 3.活動の効果(児童の観察や調査から) 後の項目

2.活動の独自性
○ミニ八郎湖・流域モデルとしてのビオトープづくり

 本校には新校舎建設の際に作られたコンクリートの池とそれに続く水路がある。もともとは水をポンプで循環させていたのだが、ポンプの故障等とともに、平成16年頃までは濁った水がたまっているだけという状態になっていた。それはまさに現在の八郎湖の湖岸と同じ状態であった。 
ビオトープづくり
(ビオトープづくり)

 平成17年にNPO法人アサザ基金代表の飯島博氏が来校し、霞ヶ浦での環境再生活動と八郎湖の環境再生について指導していただいた。そのことがきっかけとなり、「学校の池をビオトープにしてみたい。」との声が児童から上がった。そこで当時の5年生が中心となって池と水路を現在の八郎湖に見立て、水路の一部に八郎湖の土を入れて植物を植える活動に取り組んだ。翌平成18年は、6年生が池をミニ八郎湖に見立て、ヨシやガマ、ミクリなどの抽水 (ビオトープづくり)植物、エビモやリュウノ ヒゲモ、マツモなどの沈水植物、浮葉植物のアサザを植える活動に取り組んだ。
 植物は八郎湖の旧湖岸部分に生息しているものを移植した。平成19年には最上流部にあたる使われていない池をミニ田んぼにし、田んぼ、流入河川、八郎湖というつながりのミニチュア版が完成した。なお、水路の一部は、植生帯復元場所と生き物の種類や水の透明度を比較したいとの児童の希望を取り入れ、コンクリートのままにしている。
 生き物の管理については、地域の生態系の再生を図るため、基本的にビオトープにやってくる生き物はそのままにし、地域のタニシとヌマエビをそれぞれ10匹入れた。児童には生き物を持ち込んだり持ち出したりしないことを徹底している。ただし、教室で観察や飼育をする場合は持ち出しを認めている。

平成17年4月の円池 平成20年6月のミニ八郎湖
平成17年4月の円池 平成20年6月のミニ八郎湖

ミニ田んぼで田植え 比較のためコンクリー
ミニ田んぼで田植え
(平成20年5月)
比較のためコンクリート
のままにしている水路

○希少な植物や湖岸の生き物を保護する場としてのビオトープ

八郎湖
 ビオトープは生き物の観察や植物の水質浄化作用の検証の場として活用されているが、もう一つの大きな役割として希少な植物を育てる場としても機能している。ビオトープで育った植物は、秋田地域振興局主催の八郎湖植生復元植え付け会で、有志の児童を含めたフォーラムの参加者が植え付けている。

 また、学校ビオトープは八郎湖と流域とを生き物でつなぐ中継点としての役割もはたしている。
各種トンボ類が季節ごとにビオトープで産卵、繁殖、羽化を繰り返し、流域の自然再生にも貢献している。

ギンヤンマの羽化 シオカラトンボの羽化 ギンヤンマの産卵
ギンヤンマの羽化 シオカラトンボの羽化 ギンヤンマの産卵

○八郎湖の環境と流域の農業とのつながり

 平成19年度から石川理紀之助ゆかりの田んぼを再生する活動に本校の5年生が「田んぼの学校」という名称で取り組むことになった。八郎湖の環境は流域の農業や人々のくらしと密接な関係があるので、八郎湖の未来を考えるためには流域の農業を理解する必要がある。そこで八郎湖の環境と農業との関係をつかむことをねらいとして「田んぼの学校」を5年生の総合的な学習の時間に位置づけた。4年生では石川理紀之助の生涯について学習しているので、その発展的な学習にもなる。昨年の活動に取り組んだ児童からは、八郎湖の環境と流域の農業とのつながりを理解することができたとの声が出された。

理紀之助田んぼで田植え 草刈り機で除草
理紀之助田んぼで田植え 草刈り機で除草
※指導は草木谷を守る会



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